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アダルトチルドレン

”私”の自由のために生きる

アダルトチルドレン   2023/11/29 (水)  3:35 PM

庭の方では早くもグリーンピースの花が咲いていました。今年は暖かい日が多く、グリーンピースも成長が早いのかも知れません。いつもは3月ぐらいから開花し始めるグリーンピースさんであります。面白いですね。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。

 

「自由に生きる」という時、「ご自分を取り巻く人間関係で具体的にどんな状況が起こっているか?」という部分を見ていくことも大切な要因だと感じます。

 

知らず知らずのうちに、大切なご自分の力を周りから奪われている関係性がパターン化されてしまっている場合もあるからです。

 

幼少期のトラウマの問題を抱えていますと、過剰適応傾向になってしまう場合があるかも知れません。「周りの目」というモノを意識してしまう結果、周りの意向に動かされてしまうという事があるのです。

 

ご自分に力やセンスがあっても、その力が周りの自由のために使われてしまうという事が起こってくるのです。ご自分の力を自分のために使う事が難しくなってしまう。

 

そうすると自然と常に力を奪われてしまう力関係の柵に囚われてしまう、という事が起こってくるのですよね。

 

幼少期のトラウマの問題から解放されて行きますと、いい意味で自分の感覚を大切にして、自己犠牲をする傾向から離れて行く事が出来るのです。

 

それまでご自分の力が周りの自由の為に取られてしまっていた循環が、シフトチェンジして行きます。周りとの関係の中で「何が起こっているか?」、その関係性の中での感覚に意識を向ける事が出来るようになるのですよね。

 

ご自分の中にある様々な感覚。時にそれは不快な感覚の場合もあるかも知れません。そんなご自分の中にある不快な感覚を感じた通り、「不快な人からは逃げるぞ~!」って感じで、ご自分を守って行く事が出来るようになるのです。

 

そうすると次第にご自分の力を自分のために使って行く事ができる。少しずつステップアップして行く展開となって行くのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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