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アダルトチルドレン

本来の”私”を育てて行くステップ

アダルトチルドレン   2023/11/18 (土)  11:29 AM

今日はとっても天気のいい横浜であります。

天気がいいと通勤の徒歩がとっても心地良い感じです。

 

歩いている時、いつも『Being Weel Podcast』を聴いています。こちらのポッドキャストは心理学者のお父様と息子さんのコラボレーションでのポッドキャストで、仲良し親子の楽しい会話が心が和む感じであります。色々なテーマについての内容があります。

 

この間は「自己効力感」についてのポッドキャストがありました。

非常に興味深いなと思いました。

 

「自己効力感って何?」って感じでありますが、その心理学者のお父さんは犬の実験のお話をされていました。

 

ある2種類の条件の犬がいて、双方の犬は電気ショックが流れる場所に入れられる。そして一方の犬はボタンを押すとその電気ショックが無くなる。もう一つの犬はボタンを押しても電気ショックはおさまらない環境に身を置く。

 

そうするとボタンを押してショックを解除できた犬と、そうでない犬とでは差が出たと言うのです。ボタンを押してもショックがおさまらない方の犬は、逃げられる環境においても逃げる行動を取ることが出来ず、鬱傾向や意欲の問題が出たと言うのです。

 

「興味深いな~」って思いました。いわゆる「学習性無力感」についてのお話ですね。

 

ある意味人でいうと自己効力感というのは「自信」とか「自己肯定感」と結びつく感じがあるかもしれません。

 

ご来室される多くの方は、この部分に傷を負っていらっしゃる方々があると実感致します。

 

優秀でいらっしゃるけれど、その能力の高さを認める事が出来ない。またそこに自信が持てないという状況でいらっしゃる。「それはどこから来ているのか?」

 

機能不全家族の中で生きる時、能力の低い親からその力を理解されないという事からも影響があるかもしれません。親の見えている世界と、能力の高い子供が見えている広い世界とはズレが生じていて、子供に力があるという事が親はわからない、もしくは親側から嫉妬をしてくる事で力を削がれてしまう。そんな事があるかもしれません。

 

優秀で力があるけれど、そこに価値を見出せなくなってしまう。

 

そんな幼少期のトラウマを背負ってこられたアダルトチルドレンからの回復は、「ご自分の力を少しずつ認めていく」という事もあるのかも知れません。親には認められなかったけれど、家から外の世界に出た時、ご自分に対する見方が変わったという事を仰る方々は多くおられます。

 

そういった安全な人間関係、フェアな環境の中でご自分の力を試してみる、そしてそれを経験として認識していく事によって、少しずつご自分の中に根深くあった無力感、自信のなさが癒されていくように思うのです。

 

そして本来の”私”の身の丈になって行くと同時に、実際にご自分が生きる環境のステージや繋がって行く人間関係もシフトして行く。

 

「”私”ってこの程度です!」っていう世界が広がって行くのですよね。

 

大切な”私”を慈しみ育てて行くステップ、そんな事を思うのでした。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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