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FAP療法

本来ある”力”を活かしていくステップ

FAP療法   2023/10/06 (金)  2:16 PM

相談室の入っているリージャスビジネスセンターでは、近頃外国の方々が多く利用されています。インド、中国の方、その他多国籍な雰囲気であります。

 

あちこちから英語が飛びかい、時には上手に日本語をお話しされる方もおられます。「お~! グローバルな空間だ~!」ってちょっと楽しくなります。近頃はハロウィン仕様でちょっと楽しい雰囲気の場所であります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。語弊がありますが、その回復のステップは「非常に痛快だ~!」って感じます。本来ある力を使いながら縦横無尽に動き回る、無敵なお姿でいらっしゃるなと感じます。

 

トラウマの問題を抱えていますと、本来ある力がロックされて拘束されてしまうという事が起こってきます。

 

トラウマに関連する様々な感情が整理されていない為、その当時の恐怖や不安の感覚が心に残ってしまったり、またトラウマから派生する感覚麻痺状態になってしまうため、一番大事なご自分の武器である感情を用いながら、物事に対処していく事が難しくなってしまうのですよね。その結果、本来ある力を自由に使いこなしていく事が難しくなってしまうのです。

 

師匠の大嶋先生がご提唱されているFAP療法は、トラウマから派生する感覚麻痺(解離)を解消していく事が可能となります。

 

その当時のトラウマの未消化の記憶と感情を統合していく事が出来るので、トラウマを「過去の事」と整理していく事が出来るのですよね。

 

その結果、ご自分の武器である感覚や感情を用いながら自由自在の目の前の事に取り組めるのです。本来眠っている無意識さんの力は、無敵な力であります。トラウマから解消されるにつれて、無意識的な無敵な動きをなさるようになるのです。

 

「奪われた力を取り戻す」そんな展開となって行きます。

 

本来眠っていく力を生かしていくFAP療法。

皆様の本来の姿を見させて頂くのが、とっても楽しみなのでした。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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