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アダルトチルドレン

新たな本来の”私”に出会っていく

アダルトチルドレン   2023/04/30 (日)  4:14 PM

近頃はグリーンピースがいっぱい出来ており「早く収穫せねば!」って感じであります。物凄い一杯出来てしまい、「うっ!作り過ぎたかも~!」って感じです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。長い期間お付き合いくださる方もおられ、共に時間を共有しながら回復のステップを歩めることを嬉しく思います。

 

それぞれがそれぞれの回復のステップの中、共に自由になって行くつながりがある事が嬉しいなと感じます。時に師匠にご指導頂きながら、繋がって下さる方々と共に自由になっていく世界は美しいなと感じます。

 

色々な方々の回復される姿を拝見しています。そのステップは非常に興味深く「回復というのは奥深いな~」ってつくづく思うことがあります。

 

「どんなお花が咲くのかな?」っていう感じにも似ているなと感じます。

 

アダルトチルドレンや幼少期のトラウマの問題を抱えていますと、「私」という存在を見失ってしまうという事は、良くあるかも知れません。

 

身近な話で言いますと「ご自分が何をしたいか分からない」という事かと思います。ご自分の周りにいる人達の事は考えられるけれど、「いざ自分」ってなった時に「???」ってなってしまう。

 

このような問題は、アダルトチルドレン愛着障害などの問題を抱えていますと良く起こってくる事であります。

 

トラウマの問題を抱えてしまう事で、自分という存在が剥奪されてしまうという事が起こってってくるのです。

 

それは色々な要因が考えられます。機能不全家族の中で色々な親子関係の問題があるかと思います。虐待やネグレクトなど色々な問題があると思います。

 

親との共依存関係もまた、”私”という存在を感じられなくなってしまうかも知れません。親と子の感情の境界線がなくなってしまう。

 

あたかも親の一部のように存在してしまうことによって、親子関係が融合してしまうということが起こってくる場合があるかも知れません。

 

そのような関係性の場合「ご自分が何を感じどうしたか?」という1人の人間としての感覚が感じにくくなってしまうのですよね。

 

そんな情緒的な融合、共依存関係から解放されていくと「私」という存在を生き生きと感じながら生きていくことが出来るのですよね。

 

「私が美しいと思う服装」、「私が楽しいと思う人間関係」、「私が大切と思っている価値観」など、生きていく上で色々な側面がご自分主体の感覚で生きられるようになるのですよね。

 

ある意味それは新しい新鮮な感覚かも知れません。

 

新しい本来の”私”に出会っていく。それはワクワクドキドキの世界なのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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