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アダルトチルドレン

”私”の幸せを求めて生きる

アダルトチルドレン   2022/10/29 (土)  3:44 PM

ちょっと前にグリーンピースの種をまた蒔きました。小さい芽がヒョッコリ出ていました。ニンニクも元気に成長しています。来年の5月になりますが、これからの成長が楽しみであります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。「ほ~!」って感じにそのお姿に驚かされます。

 

様々な問題から自由になっていく時、どこか「自由になってはいけない?」っていう気持ちを抱えたり「自由になって大丈夫か?」って不安を抱えてしまうという事があったりします。

 

「自由になりたい」と望んでいるのに、真逆の「自由になってはいけない」って思ってしまうのは、非常に興味深いなと感じます。

 

その背景には色々な要因があるなって思ったりします。その一つは親からの嫉妬による影響というのもあるかも知れません。

 

本来人は自分の為に生き、幸せを求めても良いのだけれど、だけれども問題を抱える親からの嫉妬によって、そこに楔を刺される場合もあるのかもしれません。

 

機能不全家族の中で葛藤を抱えている時、子供は安心して子供として自分の人生を生きていくことが難しくなってしまうのですよね。

 

私自身も感じていたなと思います。「母親が笑ってくれていたら良いのに」と、常に母親の気持ちを考える子供時代がありました。

 

「母親が笑ってくれていたら、私は安心して子供をやれる」って無意識に感じていたのでした。

 

問題を抱えて不幸な親の元、子供が成長していく時、どこか自由になっていくことにブレーキがかかってしまうのかも知れません。

 

本当は自由になりたい。もっと広い世界を生きて生きたい。だけれどもこの親を放っておけないというジレンマ。

 

その中でもしかしたら「幸せになってはいけない」という感覚が作られてしまうのかもしれません。

 

回復と共に「ご自分の幸せを求めて良い」という感覚が育ってくるのです。そして「私は私」として生きる事ができるようになるのです。

 

目に見えないけれど心の境界線が作られ、ご自分の自由を追求していける人生を歩んでいけるのです。

 

その世界はキラキラと輝いているのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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