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アダルトチルドレン

”私”の中の子供の心を癒して行く

アダルトチルドレン   2022/09/10 (土)  9:45 AM

秋晴れな感じであります。オフィスに行く道すがら日本丸さんと空の風景がとっても「いいな~!」って感じであります。通勤の徒歩もとっても心地良い感じがあります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。その回復されるステップから、「人はこんな風に回復して自由になるのだな」と教えて頂く感じがあります。

 

何となく語弊がありますが、アダルトチルドレンの「生きづらさ」というのは、ある意味大人の心に未消化な子供の心を抱えてしまっているが故に起こっているのかも知れないと思うのです。

 

大人の感覚で感じ、そして行動できれば問題は生じない。様々な問題も淡々とこなしていけるかも知れない。

 

だけれども幼少期のトラウマの問題を抱えてしまっているが故に、子供の心が大人の心の中に混在している状態になるのですよね。

 

例えば、幼少期のネグレクトや虐待の問題を抱えていた場合。子供としてのニーズを親は拒否をしてネグレクトしてくる。

 

そうした場合、大人の心の中に「理解されない」という「怒り」を抱えてしまう状況になるのですよね。それは言葉にしずらい部分かも知れません。

 

「理解されない」という「怒り」は、様々な問題や症状の燃料となってしまうのですよね。「理解されない」という「怒り」が燃料となって「怒り」の問題を抱えてしまう。

 

またそれらによって人間関係にストレスが生じてしまって、まさしく「生きづらい」という状況が起こってくるのです。

 

「理解されない」という「怒り」が燃料となって、不眠の問題などが生じてしまい「本来ある力」を発揮しにくい悪循環が生じてしまうという事もあるかも知れません。

 

その大人のご自分の中にある、子供の心にフォーカスをあて、その未消化のトラウマの感覚を整理して行く。

 

すると大人のご自分が本来求めている方向に物事が進んで行くのです。”私”が求めている楽しさや幸せ。”私”が求めている楽な人間関係や環境。

 

それらをチョイスしながら自由になっていかれるのです。その姿は非常に美しく輝いているのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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