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HSPとトラウマ治療

HSP   2022/02/05 (土)  2:47 PM

近頃はとってもいい天気な感じで「ほ~♪」って感じで、しばらくお休みしていた朝のジョギングを始めました。せっせせっせと公園を走っています。

 

空が青く「Blue Sky~♫」って感じで富士山を眺めながらお茶をしている感じです。お日様は癒しですね。

 

日々、様々な方々がご来室されています。その回復される姿に非常に興味深く感じます。

 

「なぜこのようであるか?」っていう答えを、その回復の過程で教えていただく感じがあります。その答えに対する鍵が「カチャ!」って開いて扉が開く感じがあります。

 

当相談室ではHSPなどの対人関係や環境に敏感になってしまって、生きづらいという方も多くおられます。その回復される姿を拝見すると、HSPの敏感さというのは幼少期のトラウマの経験と強く結びついているのだなと実感いたします。

 

本来は人は「自分はそのままでOK」っていう自然な自己肯定感というものを携えて生きている感じがあるように思います。自然と自分を大切に思えるから、だから様々な葛藤や理不尽な状況で、自分を大切にした行動が取れるのだと思います。

 

過剰に相手に合わせたりという事がなく、適度な人との距離感を取りながらいられるバランス感覚があるように感じます。

 

だけれども幼少期のトラウマの問題を抱えていますと、親の利己的な支配によって恐怖を植えつけられてしまうのかも知れません。子供の存在は親が世界の中心ですから、その安心感のない一定の規律がない親の元、「親の顔色を見て」子供時代を生きるという事を強いられてしまうのかもしれません。

 

トラウマの問題は大人になって年を重ねても、恐怖の感覚はそのまま残ってしまうのです。ですので、外の世界の人間関係の中でも常に相手の気持ちや動向に敏感になってしまうのかもしれません。HSP的な問題が起こってくるのですよね。

 

日常生活が目に見えない、トラウマの恐怖に支配されてしまう。「恐怖」がベースとなってしまうのですよね。

 

そのようにしてHSP的な問題ができているように思います。

 

幼少期のトラウマから解放されて行きますと、親ではなく”私”がスタンダードで改めてご自分の世界を眺めることができるようになります。

 

「”私”はこれが好きです」っていう大切な自分軸の感覚で、改めて”私”の世界を構築されていかれるのです。

 

そんな姿を拝見しますと「これから楽しみですね~♪」って思うのでした。

 

今回はHSPとトラウマ治療について掲載致しました。当相談室では短期に安全な形で効果を発揮するFAP療法を用いご提案致しております。

 

ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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