神奈川・横浜｜カウンセリングルーム・グロース

今日は通勤の道すがら、雪だるまを発見しました。「子供は雪の日でも元気でいいな～！」って事を思いながらなれない雪道を歩いていました。

大人になって来ると、この無邪気な部分がもしかしたら蓋をされてしまったりするのかもしれないと無邪気な作品を眺めながら思いました。

トラウマからの回復って”私”に戻って行く事なのだなって事を、回復されて行かれる方々のご様子を拝見していますと改めて実感します。

”私”の感じている事、”私”が大切にしてる事、それを丁重に扱って生きて行かれる。そんな風に感じます。

その姿は非常にパワフルなのだな～って事を感じます。

”私”の感覚を感じ、その指標で生きていく事が”私”が主人公として生きるステップなのかもしれません。

トラウマの問題を抱えていますと、「えっ！私の気持ちなんて」って思ったり、またトラウマによって感覚が麻痺をしてしまったりということは良くあります。

だから周りの意向や価値観を頼りに、生きざる得なくなってしまうのですよね。周りには色々な価値観や考えがあるから、それによって右往左往させられて、自分の本当の意味での自信が育って行かなくなってしまうかもしれません。

回復して行きますと「”私”の本来の姿」が見えて来ると同時に、周りの姿も同時に浮き彫りになってくるように思います。”私”の中にある感覚でもって周りを見渡した時、「な～んだ！」って周りの本質も見えて来るのです。

一見するとキラキラと輝いて「無条件に凄い！」って感じていた人達の、そのままの姿がわかってくるのです。無条件に相手を大きく捉えてしまっていたけれど、それとは違ったまた別の姿が見えてくるのですよね。

そしてその上で「自分とって楽な関係？」それとも「自分を偽っていないと続かない微妙に苦しい関係？」って事が整理されていくのですよね。

”私”にとって必要な関係は、共に笑いあえる楽しい関係だったりします。

自然と成長して「力」を感じられる関係。

そんな関係が自然と出来上がってくるのです。

ご自分とってフェアな関係が、整って人間関係の断捨離が出来てくるのですよね。

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【執筆者情報】

　大塚  静子

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