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複雑性PTSD

”私”の世界を取り戻していく

複雑性PTSD   2026/09/26 (土)  12:44 PM

今年の9月は雨が多いですね。先日、ビニール傘を購入しました。

 

雨の日も楽しい気分でいられるといいな~!って思い、傘を探していましたら、色々な花が散りばめられたビニール傘を発見しました。「あ~!」って感じで思わず購入しました。

 

雨の日もこれをさしていたら、ちょっと楽しい気分になるかもしれないと思うのでした。私は無類の花好きであります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。回復と共にトラウマから解放され、そして生きる力を取り戻して行かれ、その中で生きる世界が広がり豊かな美しい世界を生きられるようになりますね。

 

その姿は非常に美しく輝いているのですよね。

 

幼少期のトラウマの問題は、複雑性PTSDやアダルトチルドレン、愛着障害などの問題を抱えてしまう要因となります。それらは対人関係や自己肯定感、感情の不安定さやトラウマの問題などを抱えてしまう事となります。

 

これらの症状を抱えてながら人生を生きるという事は、至難の業だったりするという事があるように思います。私のイメージでは、足に物凄い重たい鉄アレイをつけられながら、日々生活するようなものだと感じております。

 

そうした場合、自ずと生きる力というのは削がれてしまい、そして自分が生きたいように生きるという事は難しくなり「自由に生きる」事が難しくなってしまうという事が起こってしまいます。

 

結局、自分の本来ある伸び代を生かしながら生きる事が難しい状況となってしまいます。

 

つまりこれは言葉を変えて言いますと、トラウマから解放されるにつれて、眠っていた力、伸び代を生かしながら成長していく可能性を秘めているという事なのですよね。

 

幼少期、色々な機会やチャンスがあったかもしれない。

本当はやりたかった事があったかもしれない。

 

だけれども、日々家の中で起こっている虐待の問題で、自分の可能性を広げて生きる所ではない状況になっていた。とにかく危険な家を飛び出して、逃げなければいけないという状況があったかもしれません。自分の生きたいように生きるという事が、否応がなく難しくなってしまう。

 

回復と共に、次第に「ご自分はどんな人生を生きていきたい?」という事を主軸に、人生が展開していくようになります。

 

「私はもっと勉強したかった」

 

「本当はこんな事をしてみたかった」

 

そんなご自分の中にある感覚に、改めて繋がりながら、再びご自分の人生を生き直していくステップが見えてくるのです。そして大切に大切にご自分を育てながら、力をつけていかれるのです。

 

その世界は、本来の”私”が生きるべき世界だったりします。

”私”の世界を取り戻していくようになるのです。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

 

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい。

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