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アダルトチルドレン

本来の”私”の力を取り戻していくステップ

アダルトチルドレン   2025/04/16 (水)  9:21 AM

だいぶ暖かくなって来ました。庭の方ではそら豆が一列に「だ~!」って並んでいます。これから5月ぐらいにかけて実がなってきます。そして玉ねぎも少しずつ大きくなって来ており、現在3センチぐらいの大きさに育っています。これからの成長が楽しみです。

 

日々、さまざまな方々の回復される姿を拝見しています。それぞれがそれぞれの、その方らしいステップの中で着々と力をつけてこられていらしゃるなと感じます。「本来の私の姿は非常に無敵なのだな~」って事を思うのでした。

 

幼少期のトラウマから派生するさまざまな問題、例えばアダルトチルドレン愛着障害などの問題から解放されていくには、その中で大切なポイントというのが自尊感情の部分かもしれないと実感します。

 

「私」という存在を大切にできるからこそ、ご自身を傷つけたり、攻撃してくる人たちに対して「NO~!」って感じで毅然と対応する事が可能となり、そして次の問題に備えるべくアクションを起こしていく事ができるようになるのです。

 

そうする事で、ご自分がむやみに傷つけられるシチュエーションを適切なタイミングで回避していく事が可能となるのです。

 

この自尊感情というのは、幼少期からのさまざまなトラウマによって、損なわれてしまっている場合があるように感じます。それによってどこか「ご自分って良いもの」というふうに思うことが難しくなり、色々な人間関係や環境の中で大切な境界線を乗り越えて来られて、傷つけられる関係性に身を置いてしまうという事が起こってしまいます。

 

トラウマの問題から解放されていきますと、奪われた力を取り戻すべく、ご自分の存在を心から大切に思い、慈しむ事ができるようになります。そしてそこから導き出される適切な怒りや自信によって本当に必要な行動を起こしていく事ができるようになるのです。

 

回復にとって大切な「自分軸」を持って、そして的確に周りの状況を見極めながら自由に行動していく事ができるようになるのです。

 

奪われた力と誇りを取り戻し、自由に生きることができるようになるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい

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