Home > スタッフブログ新着一覧 > 心穏やかな本来の”私”の世界

アダルトチルドレン

心穏やかな本来の”私”の世界

アダルトチルドレン   2025/02/13 (木)  10:33 AM

今日はとっても暖かい横浜であります。そんな日は幾分、植物たちは元気な様子であります。先日、百合の球根を購入しました。

 

いつもの園芸屋のおばちゃん達が「安いよ~!」って、大きな球根を選んでくれました。瞬時に頭の中で「どこに植えよう」って感じで考えて3つ購入しました。

これからが楽しみです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。良くご自分に向き合い、少しずつ少しずつ力をつて来られていらっしゃるなと感じます。回復と共に世界が広がっていく感じがありますね。

 

当相談室では様々なご相談をお承りさせて頂いております。多くは対人関係の側面があるように感じます。人の気持ちが気になってしまい、伺ってしまうという不安というのもあるかも知れません。

 

私自身も対人関係の不安傾向を抱えていた事がありました。色々な環境に身を置いていましたが、常に人の感情や行動が気になってしまって、頭がそれでいっぱいになってしまうのでした。

 

今考えますと、仕事やその他でその部分で物凄いエネルギーを消耗していたなと感じます。この思考回路をずっと続けていますと、自分自身を振り返ってみますと「自分が何を感じて、何を求めているのか?」って事が見えなくなってしまうのですよね。

 

そしてその事に頭が持っていかれる事によって、自分の心が汚染されてしまって、とどのつまり「楽しくない」という事になってしまうのですよね。

 

「グオ~!」って頭の中では色々な不安や怒りがうごめいて、心がちっとも楽しくない事が起こっていました。

 

回復と共に、周りの人の行動にあまり頓着をしなくなってきた経緯があります。何かちょっと「あれ?」って思った時もさほどそこに心が奪われずに流す事ができる。

 

そして逆に「ムムム!」って思う対象や出来事があった場合、即刻距離を取るような行動をとりながら、自分が楽で安心な状況になるべく行動できるようになりました。

 

これらの背景には、幼少期のトラウマの問題が影響していると感じます。トラウマの問題を抱えている時、対人関係の不信感を抱えてしまう事がありますね。

 

何かしら気になる出来事に対して、不安に転じやすくなってしまう。ネガティブな思考や感情に転じやすくなってしまう事があるのですね。

 

そんな事から解放されていきますと「今、この時」の感覚を感じながら、”私”の感覚に繋がりながら楽に生きていけるようになるのですよね。

 

”私”の中にある感覚に繋がりながら、ご自分を取り巻く世界をのんびり生きていく事ができるようになるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい

コメントは受け付けていません。

トラックバックURL

https://shizuko-o.com/kanri/wp-trackback.php?p=7928

ページトップへ戻る