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”私”が楽なパートナーシップ

未分類   2024/11/28 (木)  12:30 PM

近頃はいい天気が続いています。散歩をしていると「ほ~!」って感じに和みますね。お花屋さんには色々なパンジーが揃っていて、個性溢れる感じに思わず購入してしまいます。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。回復と共にそれまで見えなかった事が見え、分からなかった事が分かってくる感じがありますね。本当によくご自分に向き合い、頑張っていらっしゃいます。

 

ご夫婦関係の葛藤というテーマは、色々なシチュエーションがあるかも知れません。その一つとして「怒り」や「執着心」という部分があるかも知れません。

 

パートナーや夫婦という関係は一般の人間関係の距離感とは違って、距離が近く親密な関係性を共有する部分がありますね。

 

だからこそ相手に対する期待値が高くなり、それによって「怒り」になったり、「執着心」が出たりしてイライラしてしまうという事が起こってくるのですよね。

 

「怒り」の感情は相手に受け入れられない状況の場合、そのボルテージがますます高くなってしまい怒りがますます増幅してしまうのですよね。

 

また人は非言語的に様々な感情を共有しながらコミュニケーションを取っています。ですので、その相手の怒りが伝染してくる事で、怒りのキャッチボールの悪循環の連鎖が起こってしまうのです。更に怒りがますます大きくなってしまう。

 

このようなコミュニケーションパターンが常習化してしまう事によって、常に頭の中は怒りに充ち満ちてしまい、相手のことが心の中で占めてしまうのです。

 

これらの立ち位置から少し離れてみると、段々とご自分の状況を少し離れた目線で見ることが出来るようになります。ご自分と相手との関係を俯瞰しながら「何が起こっているのか?」「どうしたらご自分が楽な立ち位置になれるか?」って事を、ご自分主体で感じながら行動を変えていくという事ができるようになるのです。

 

少しずつこれまでのコミュニケーションパターンからシフトチェンジしていく。ご自分が変わってくると相手も変わっていく。

 

そうした時にご自分の楽な展開と関係性が見えてくるようになるのですね。

”私”が楽~な展開が見えてくるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい

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