未分類 2024/09/26 (木) 1:30 AM
先日から国際トラウマティックストレス学会に参加する為にボストンに来ています。世界中のトラウマ治療の臨床家が集まる大会であります。毎年、継続して参加しておりますが、今年は私の大好きなボストンでの開催であります。
ボストンはトラウマ治療の権威であるジュディスハーマン先生やバン・デア・コーク先生らの治療施設があります。
大昔になりますが2001年にトラウマ治療研修に参加させて頂いてからの経緯になります。トラウマの問題の専門家の精神科医の先生、法律家の先生などをご一緒させて頂きました。
当時、私はまだプロとしてカウンセラーとしての活動をしておらず、NPO法人でトラウマ関連のボランティアをしていた時代でありました。「トラウマの問題から解放されるのはどうしたらいいの?」って事を探し求めて走っていた時代でありました。
初めてボストンに行った時、非常に感動した記憶があります。真剣にトラウマサバイバーの回復の為に取り組んでいる先生方、そしてその治療施設のスタンスに「あ~!美しいな~!」って事を思いました。そしてこの研修をきっかけに私は、将来トラウマ治療の臨床家になろうと決意しました。
ボストンの場所はそんな大切な場所となっています。
そしてあれから随分の月日が経ちました。その後、師匠の大嶋先生との出会い、臨床心理学の大学院に入学し、臨床家の卵として駆け抜けながら、トラウマ治療の臨床家として今に至ります。
あれから長い月日が経ちました。「トラウマ」というキーワードを通じ、色々な方々と繋がりながら、共に「トラウマから解放されて自由なろう~!」っていう事を求め、共に走っていける事をこの上なく嬉しく思うのでした。
【執筆者情報】
大塚 静子
資格
所属学会
経歴
研究実績
研究実績はこちらをご参照下さい
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