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アダルトチルドレン

今、この時を生きる自由

アダルトチルドレン   2023/07/13 (木)  3:21 PM

最近はトウモロコシの方がちょっとずつ大きくなっている感じです。トウモロコシは初めて育てるのですが観察をしていると楽しいですね。トウモロコシのヒゲのようなものも出てきて興味深いです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。少しずつ少しずつ本来のご自分の姿に戻っていかれるステップは素晴らしいなと感じております。

 

アダルトチルドレンからの回復は、色々な側面があるなと感じております。幼少期からのトラウマの問題を抱えていますと、過去やご自分にとって忌み嫌っている親に対して執着心を抱えてしまうという事が起こって来ます。

 

ご自分にとって悪影響だったトラウマの過去、そして親の存在が頭から離れないという事が起こってくるのです。

 

面接の経過の中、一つひとつ過去の出来事を認め、そして手放して行く。そうすると自然とご自分の日常生活の様々な側面が自由になっていかれます。原家族との楽な心の距離感が作られて行くのですよね。

 

トラウマ治療を進めて行くと、トラウマの過去を一つの大切な出来事として捉えて行く事が出来るのですよね。幼少期のトラウマは、恐怖の感覚と共に記憶と感情が整理されていないという事が起こってくるのですよね。

 

それによって心に過去の出来事、親への執着心が強く心に残ってしまい日常生活を送って行く上で影響を及ぼしてしまうのですよね。

 

トラウマの問題から解放されて行きますと、今、この時のご自分の豊かな時間と日常を送る事が出来るのですよね。

 

これまでは「生きる」という事は、日々押し寄せてくる葛藤と戦う事だったかもしれない。次に起こってくる事に常に警戒してサバイブする事が生きる事だったかもしれない。

もしくはトラウマから派生する問題に対処する事だったかもしれない。

 

 

トラウマの過去から解放されて行きますと、目の前の美しい景色を味わう事が出来るようになるのですよね。

 

今、この時を生きる”私”と共に、静かな時間を味わう事が出来るのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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