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アダルトチルドレン

本来の”力”を発揮して行く

アダルトチルドレン   2023/04/12 (水)  3:54 PM

段々と気候が暖かくなって来ました。いつもの園芸屋さんに行ってみると、野菜の苗がズラッと並んでいました。

 

もうトマトの季節なのですよね。大玉トマト、ミニトマトなどの色々な苗が売っていました。これからが楽しみですね。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。ご来室される方々は非常に優秀でいらっしゃる方が多いなと感じております。

 

回復のステップと共に、次第にその力を発揮すべく自由になって行かれます。そのステップ非常に個性あふれ非常に美しいですね。

 

ご自分の本来の力を発揮して行く事と人間関係というのは、結構密接な関係があるなと感じております。もちろん幼少期に機能不全家族の中でサバイブして行く時、親からの否定的なダメ出しを受け続けながら力を発揮するという事は、かなり難しい場合があるかもしれません。

 

また大人になって、ご自分の本来の力よりも低く見積もった環境や集団にいる時も同時に、ご自分の能力を発揮しにくくなってしまうようにも感じます。

 

色々な要因があるかと思いますが、その一つはお互いに理解しあえるコミュニケーションがとりづらくなってしまうということがあるかと感じます。

 

同じレベルの人間関係の場合、お互い理解し合えるので、さほどストレスを感じたりということがなく、スムーズにコミュニケーションが進む感じになります。そんな時、さほどストレスを感じずにいられる場合、本来ある力を発揮しやすくなっていきますね。

 

ある方は、自分に自信がなくて、頑張って努力をしてもなかなか自分の力を発揮するということが難しい状況がありました。努力をしても努力をしても、なかなか伸びない。

 

だけれどもあるきっかけで、ご自分にとってストレスを感じ、通じ合えない人間関係を整理して行ったのでした。そこで改めて気がついたのは、常に理解しあえない関係の中にいた時、「なんでこの人は分からないのか?!」って頭の中では常に怒りに満ち満ちていたのでした。

 

そんな理解し合えない人間関係を一つ一つ断捨離をして行ったのでした。そうした時「あ~楽だ~」って安堵感を心の底から感じるようになったのでした。

 

そうして楽な環境や人間関係に身を置いた時、それまでどんなに努力をして伸びなかったのが段々とバージョンアップして行ったのでした。

 

自分の能力と差があるという状況下でストレスを感じ、その常にストレス状態にいる場合、自分の本来ある力が抑圧されていたのかという事が見えて来たのでした。非常に興味深いです。

 

ご自分にとって楽な人間関係を構築して行く。そうして行くことで、ご自分の本来ある力も発揮しやすくなって行く。そしてまバージョンアップしていけるのですよね。

 

非常に興味深いですね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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