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FAP療法

本来の”私”に戻るカウンセリング

FAP療法,  アダルトチルドレン,  カウンセリング,  トラウマ治療,  横浜,  複雑性PTSD   2021/12/06 (月)  5:13 PM

日々、様々な方々の回復の姿を拝見させて頂いております。

「本来のお姿ってこんなお姿なのだな~!」って驚かされる感じがあります。

 

時々、師匠の大嶋先生のご指導を頂いております。非常に印象的な言葉があります。

 

それは「支配されて本来の姿を歪められているだけだから」という言葉です。

セラピストとしての揺らぎを感じた時、頂いた言葉として印象に残っているのです。

 

様々な問題を抱えている時、その時感じるのが、その姿(偽りの姿)があたかもその方の姿という風に捉えがちになってしまうかも知れません。だけれども「本質は違うところにあるのだな」って事を、その後の展開で実感し驚かされるのです。

 

「本質の美しさ」を歪める一つの要因として、トラウマの問題があると思います。過去に支配され、怒りにとらわれて苦しくなってしまうけれど怒りの感覚が拭えない。その感覚によって日常生活が支配されてしまう。そして大切な人間関係が破壊する展開となってしまう。

 

様々な影響があると考えられます。

 

それらの感情は、トラウマ当時の言語化して感情を感じていくことが難しかった、大切な感情が「納得いかない」と現在の自分にお知らせしているようなものかも知れません。

 

「怒り」、「悲しみ」、「裏切られた」という様々な気持ち、それらの感覚が凝縮された形で残っている状況と言えるでしょう。

 

FAP療法では、それらの感覚を「あの時は大切な人に裏切られた気持ちで悔しかった」とか「一人孤独で戦ってきた」と凍りついてしまったトラウマの感情を一つひとつ丁寧に扱って、認めて、納得して手放して行く作業をして行くのです。

 

カウンセリングでは「共感」という作業を、お話を伺っている中で進めて行きます。お話をされている中で、一つ一つ感情を認めて行くことで、それらの感情が消化されて手放していけるのです。

 

FAP療法では、トラウマ当時の記憶と感情を統合して整理してく作業を行っているのです。トラウマは日常生活の中で、様々なノイズとして”私”が自由に生きる足かせとなってしまいます。

 

それらのトラウマの感情をひとつ一つ認め、手放して行く作業を面接では行っております。

 

そうする事で、”私”が心から求めている形で自由に歩いていかれるようになるのです。心から求めている人生を歩んでいかれるようになるのです。

 

●カウンセリングをご希望の方は、こちらをご確認下さいませ。

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