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アダルトチルドレン

”私”の世界が豊かに輝いていく

アダルトチルドレン   2023/06/03 (土)  12:40 PM

庭の方では百合の蕾がそろそろ開花する感じであります。今年はいっぱい百合の株を植えました。開花が楽しみであります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。「ほ~♪美しい花が咲いたな」って感じに思う時があります。

 

そしてどんな風に人は自由になっていくか?そういった事を教えて頂く感じがありますね。

 

回復と共に、ご自分の世界が段々と豊かで楽しい環境が整っていく感じがありますね。ご自分にとって「楽しいな~♪」ってモノが周りに整っていく。非常に回復されていかれる姿は美しいなと感じます。

 

自由になる事を阻害する要因というのは、本当にいっぱいあるなと感じます。その一つに苦しみに嗜癖してしまうという事もあるかも知れません。

 

人は楽を選んで、苦しみを回避するっていう風に思いがちですが、実際に苦しみに嗜癖してしまうという事は実はよくあるかも知れません。

 

苦しい事をグルグルと考え続けてしまう。イライラする人の事が頭から離れない。また将来の不安が常に頭の中にあって、今この時を楽しめないなどなど。私自身もこういった事っていうのはあったな~って振り返ると感じますね。

 

お酒食べ物、薬や買い物などと同じように、苦しみにも嗜癖してしまうという事があるのですよね。師匠曰く、苦しい事を考え続ける事で脳から快楽物質が出て嗜癖してしまうとの事。興味深いなと感じます。

 

依存症問題については、幼少期のトラウマの影響が足かせとなって問題を抱えてしまうという事が言われています。

 

幼少期のトラウマ、見捨てられる恐怖(トラウマ)を抱えてしまっている事によって、その恐怖を落ち着かせるために、依存の対象物が必要になってくる。依存の対象物を持っている事で、バランスをとっていく事ができるのかも知れません。

 

そんな幼少期のトラウマの問題から解放されて行きますと、段々とご自分にとって「楽」を選び取っていく事ができるようになるのですよね。これまでは常に怒りや不安の対象が頭を占めていた。

 

段々と「今度どんな風な楽しい事をしようかな~」って感じに、楽を選択していける。そうして振り返ってみると、ご自分の環境は次第に豊かに輝いてくるのですよね。

 

苦しい対象は影を潜め、ご自分にとって心地良い楽しいものに囲まれる生活になっていくのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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