Home > スタッフブログ新着一覧 > ”私”に見合う人間関係で自由に生きる

アダルトチルドレン

”私”に見合う人間関係で自由に生きる

アダルトチルドレン   2023/03/31 (金)  5:19 PM

春らしく暖かくなって来ますと、庭の方ではお花達がますます勢いよく元気になっている感じです。グリーンピースは雨が降るたびに「ゴ~!」って感じでたくましく成長しております。来月ぐらいには収穫が出来る感じかも知れません。

 

日々、様々な方々の回復されるステップを拝見しています。そのステップは非常に興味深く感じます。

 

非常に興味深いのは、回復と共に皆様関わる人間関係を的確に整理して行かれるようになるなという事です。ご自分の本来ある身の丈にあった人間関係や環境にシフトしていく感じがあります。

 

これは非常に納得だなと感じます。

私自身もそんなステップがあったな~って思います。

 

色々な外の人間関係、環境に足を踏み入れた時、興味深いのですが関わる相手によって自分の自己肯定感や能力の部分が違っているな実感する事があります。

 

ある方を前にすると、表向きは丁寧に褒めてくれる様だけれど、どうも微妙に「何でそんなこともわからないの?」ってダメ出しをされ「アレ?自分って理解力がない存在?」って一瞬不安になった事があったりしました。

 

同じグループの人を見ても周りの人はその人から丁重に扱われていた。「自分って何が足りない?」って落ち込んだことがありました。その集団に入った時に「ムムム・・・」って思ったことがありました。

 

人間関係っていうのは相手から映される”鏡”によって、自分の自己イメージ等が左右されてしまうという事があるのかもしれないと思うのです。

 

あまりにもご自分にとって能力的に差のある人間関係にいた時、どんなに言葉を尽くしても「わかりません」と返されてしまっていた。内心「これを師匠に話をしたら、言葉が少なくても直ぐに理解して下さるのに・・・」と思っていました。

 

自分の能力に見合う人間関係や環境にいる時、そこからのフィードバックによって自分の的確な立ち位置と、本来ある力に対する”自信”を感じられるのかもしれません。逆に真逆の場合、「理解されない苛立ち」や、逆に自信を削がれてしまうという事が起こるかも知れません。

 

「ご自分がどの程度の立ち位置にいるか?」ということを確認していくという事は、自由に生きる上で大切かもしれません。ご自分に見合わない人間関係は「右から左~」って感じで聞き流してスルーする事が出来るからです。

 

自分の能力に見合った人間関係でないと、自分がどんなに努力をしてもネガティブなフィードバックしか返って来ないということがあるかもしれません。だから回復して力をつけてこられる方々は、生きる環境がステージアップして行かれる感じになり、そしてそこでの人間関係の中で「心地よいですね~!」ってなって、その人間関係と繋がっていくことで「本来ある力」を使って自由に生きていく事が出来るのですよね。

 

非常に興味深いですね!

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

コメントは受け付けていません。

トラックバックURL

https://shizuko-o.com/kanri/wp-trackback.php?p=5707

ページトップへ戻る