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アダルトチルドレン

本来の”私”を育てて行くステップ

アダルトチルドレン   2023/01/27 (金)  12:44 PM

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれがそれぞれの個性溢れる、本来の姿に戻って行かれるなって感じております。

 

私の感覚では「あ~また美しい花が咲いたな~♪」」っていう感覚に近いように思います。「どんなお花が咲くかな?」って思うのです。

 

アダルトチルドレンからの回復というのは、「大切な”私”」という存在を慈しみ育てていくステップのように思います。

 

「”私”が求めている事」、「”私”が楽しいと感じる事」、それを求めて行く旅のような感じも致します。

 

幼少期からの機能不全家族の中で育って行く時、そこには家族の中で求められている姿として生きる展開になってしまいます。

 

アダルトチルドレンの役割で、色々な役割があります。イネイブラー(支え手)とか、スケープゴート(生贄)など色々な役割がありますね。

 

原家族の中で求められている姿で生きる癖がついてしまっている。いわゆる条件付きの愛情の中で生きるという事になってしまうのですよね。「いい子にしていたら愛される」「周りを楽しませていれば愛される」など。

 

そうするとそれに適合しない姿で生きる時、常に心の奥底には不安や恐怖を抱えて生きるという風になってしまうのですよね。

 

結果、本来の自分を見失ってしまい、「ご自分が何を求めどう生きたい?」っていう大切な「自分軸」が見えなくなってしまうのですね。

 

アダルトチルドレンからの回復は、””私の本音を探って行く過程でもあるかもしれません。「”私”は何を求めている?」「どんな事が楽しい?」って、大切な”私”の感覚を基軸に一つ一つステップを歩んで行く。

 

その旅の過程では色々な人達との出会いと、新しい世界に対するワクワクドキドキの感覚があるのです。

 

”私”が心から求めている自由な世界が広がっているのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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